4月に、ものまね芸人の前田健さんが急死されました。以前から不整脈の持病があったようですが、倒れる直前までレストランで普通に食事をされていたそうで、ネットでも「突然死って怖い」「他人事と思えない」というコメントがたくさん出ていました。

あらためまして、ハートマイレージ記者の中戸川です。前田さんの訃報で「目の前で大切な人が倒れたらどうしよう?」と思った人は多いのではないでしょうか。私は東京消防庁の上級救命講習を受けたことがあるのですが、ひびきのスタッフに聞くと、「うちの店舗や工場の社員は全員、毎年、救命講習を受講してる」そうなんです。「お店や工場で、お客様や同僚が、いつ倒れるかわからない。心肺蘇生やAEDの使い方などを経験しておくことで、目の前で人が倒れた時でも、落ち着いて、冷静に対応したい」と考えているからだそうです。

防災訓練研修も行っているそうで、私も先日、さいたま市防災センターのご協力で、ひびきのスタッフと同じ研修を受けてきました。地震訓練では、地震体験装置を使って震度7を経験してきました。つかまっていないと立っていられないし、その場からまったく動けません。東日本大震災の波形を再現した揺れも体験しましたが、大きくて不規則な揺れが長く続き、とても怖かったです。最近は熊本で大きな地震がありました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 首都圏でもいつ大地震が発生するかわかりません。お客様を落ち着いて安全に誘導するには、地震を体験し、対処方法を学んでおく必要があります。


地震といえば火事。模擬消火器を使った消火体験もできます。スクリーン上の炎を消して、消火器の正しい使い方を学ぶのですが、私が挑戦してみると、なんと消火に失敗!燃え広がってしまいました。 ひびきのお店や工場は、日ごろ厨房で火を扱う職場です。消火訓練も飲食店として重要な責務と考えています。もしもの時に迅速に消火活動にあたれるように、スタッフ全員が専門家の指導を仰ぎながら消火訓練を行っています。
火災といえば煙。防災センターには煙体験コーナーがあり、煙の中での避難を体験することができます。普段は非常口を示す非常灯なんて気にしたことがないのですが、煙が充満した暗い通路を逃げるには、非常灯だけが頼りです。なんとか出口にたどり着くと、避難の仕方について採点されます。私は時間がかかり、姿勢を低く保てなかったので、25点しか取れませんでした。


ひびきの防災訓練研修を体験してみて感じたのは、実際の災害時に役立つ訓練だということ。一般に、企業の防災訓練というと、地震発生⇒火災発生⇒避難という、あらかじめ決められたシナリオに沿った行動をするだけのイメージです。参加者も限られていてマンネリ化していますよね。それに比べて、防災センターでの体験はとても実践的でした。いざというときに役に立ちそうです。 ひびきの日疋社長は次のように話しています。「私たちが防災訓練を続けるのは、過去の苦い教訓から、今、生きている私たちの責務として、小さくてもやるべき事(訓練)をやっておきたい、と思っているからです。」 (中戸川)

もつ串としゃくし菜漬

「カシラ」は、豚肉のコメカミからホホにかけての部位で、ひびきではすべて国産のコメカミ肉だけを使用しています(他の東松山のお店ではホホ肉や脂身を使用することも)。 あるとき、年配のお客様から「スジが歯に挟まる」と言われ、工場のパートさんたちが「一本一本スジ切りしましょう」とみんなで決めたそうです。また、生のかしら串を工場からお店に出荷するときも、最初は200本単位で梱包していたのが、100本単位になり、50本単位になり、現在は20本単位になっています。これは、お肉が自重でつぶれて旨みが逃げるのを防ぐために、数を減らした結果です。20本単位でプラスチック容器に入れ、積み上げてもつぶれないようにしています。それでもコメカミ肉はドリップが多く出る部位なので、1箱ずつこまめにドリップを捨てることで、やわらかく旨みのギュッと詰まった、いぶし銀のかしらをお店に届けています。今や、かしらは地元を代表する名物に育ちましたが、今ま で以上に「地元の皆様が遠方のお友達に自慢できる逸品」になるよう、ひびきの社員全員で頑張っています。

★かしら串は黒豚劇場以外の店舗で食べられます

麺づくり一筋「翁の郷」と、みそだれやきとり「ひびき」のコラボレーションから生まれた「みそだれソース焼きそば」。いったいどのようにして生まれたのでしょうか? 川越style倶楽部という、川越の魅力を世界に発信する団体があるのですが、その活動でパリに行ったときに、翁の郷の神田さんが「ひびきのみそだれがシェフの料理でいろいろアレンジされるのを見て、うちの麺もどうかな?」「焼きとりに焼きそば。焼き同志だから美味しいみそだれでうちの深蒸しを焼いたら絶妙だろうなぁ」と考えました。日本に帰ってきて、川越style倶楽部の定例会で「こんな感じでどうでしょう?」と提案し、みんなで試食会をしたら大好評!それがきっかけでした。 しかし、すぐに商品化できたわけでありません。みそだれを焼きそばソースに入れるとソースの味にみそだれが負けるので、別々のパックにしたこと。ソース焼きそばを焼いてから、火を止めてみそだれを和えるようにして、みそだれ感をアップしたしたこと。パッケージの調理写真が、みそだれが麺にからんでいる感じが出るまで、スタジオで一日かけて写真撮りしたことなど。そんな苦労と工夫があって、彩の国埼玉の新名物「みそだれソース焼きそば」が誕生しました。美味しいですよ~!

★みそだれソース焼きそばは、全や連総本店・ひびき庵全店で食べられます