ひびきでは、美味しいだけでなく、安心で安全な商品をお届けするという目的を持って商いを行っていますが、独自に「彩の国黒豚」や「彩の国黒豚やきトン串」のDNA鑑定を抜き打ちで行っています。
彩の国黒豚と彩の国黒豚出荷証明書
このDNA鑑定。今では多くの分野で取り入れられ、ニュースでも聞かない日はないほど、ポピュラーになりました。
届けられた試験検査成績書
上にあるものがDNA鑑定の試験検査成績書です。東京都渋谷区にある食肉科学技術研究所に鑑定を依頼し、「彩の国黒豚」や「彩の国黒豚やきトン串」は、『バークシャー種と同じ遺伝子型パターンである』という結果が出ました。
DNA鑑定の結果はこの通り
試験検査成績書には、参考として、ランドレース種・大ヨークシャー種、バークシャー種、ハンプシャー種、デュロック種、梅山豚の遺伝子型パターンが載っています。それぞれが別の遺伝子型パターンを持っているからこそ、違いが生まれます。
以前このブログでご紹介しましたが、「彩の国黒豚」は、バークシャーの純粋種であるがゆえに黒豚を名乗ることができます。埼玉県深谷市では、養豚が盛んで、明治時代からバークシャーの純粋種が飼育されていました。黒豚は白豚に比べ、飼育期間が長くかかり、生産効率も悪いことから、昭和30年代以降、多くの農家が大型の白豚の飼育に切り替えたそうです。
しかし、肉の美味しさにこだわり、純粋種の黒豚を守り続けた農家がありました。埼玉の風土が育て上げた貴重な黒豚を守り続けるため、養豚農家が集まり「彩の国黒豚倶楽部」を設立し、飼育方法などの基準作りを行うとともに、本物の味を理解してくれる小売店や飲食店の開拓に取り組み、今があります。
さまざまな食品偽装問題が浮上する昨今、ひびきは「私たちは正直で楽しい商いを心がけます。」というモットーの通り、お客様に信頼される企業であり続けるために、このDNA鑑定をはじめ、彩の国黒豚や野菜の「心を載せたトレーサビリティー」に力を入れ、やきとり工場は専門家とともに衛生管理強化を図るなど、食の安心と安全を追求しています。その取り組みは愚直ともいえます。
平安時代に天台宗を開き、後に鎌倉新仏教などの祖師を多数輩出することになる比叡山延暦寺の礎を築いた伝教大師最澄(さいちょう)は、奈良仏教を捨て、突如比叡山に登って修行に入りました。その時に書かれた願文(がんもん)が残っています。その一節で彼は、自らを「愚が中の極愚(ぐがなかのごくぐ)」といい、愚かな者の中で最も愚かな者と、謙虚さと自己批判を交ぜた表現を残しています。また、浄土真宗の開祖である親鸞(しんらん)聖人も己を「愚禿(ぐとく)」と呼んだそうです。そして、今、平成の世を生きる人々の共感を呼び、静かなブームだという良寛(りょうかん)は、「大愚(たいぐ)」と称しました。
最澄が開いた比叡山延暦寺にて根本中堂を望む
これらの先人は、自らを「愚」とし、また「愚」となることを厭わず、己を踏み台として、多くの人々を救いたいという心を持っていたのでしょう。そうでなければ、幾多の困難を背に多くの人々を教え導くことはできなかったでしょう。生き急ぐ現代人は、愚直さを忘れているように思います。
日疋社長はウェブサイト上で以下のように宣言しています。
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士魂商才-人に良い物と書いて食べ物-
私たちの考える『ベンチャー事業』とは
正義ある本業の活動を通じて地域経済の交流/活性化、雇用の増大に寄与し、社会の安定した発展に助力できる活動を指します。決して、株価、マネーゲームなど一部の人間の私利私欲のために行うものではありません。
私たちの事業は、医療・食品専門機関との提携による惣菜の販売をもって地域への真のHMR(ホームミールリプレースメント)の達成を目標としております。このことにより核家族化で失われた家庭での医食同源、および団欒、コミュニケーションの復活を目指します。
また、高齢化社会に対応する地域の一次医療の最前線基地としての役割を果たします。 そのために私たちはお客様のとの会話を重視した対面販売を行います。
そのために私たちは医療・食品機関と提携し医療・栄養学に精通した人員を店頭で育成します。また、私たちはこの事業を広めるために多店舗化を緩やかに進めます。
その中で地域経済活性のため中高年の創業支援をおこない雇用増大に尽力いたします。
その中で地域の次世代を担う青年の共育に仕事の現場を通じて尽力いたします。
その中で機械化しないですむ仕事は手作業で行い高齢者・弱者の雇用増大に尽力いたします。
その中で食材・備品等の調達を県内の農家や事業所を優先し地域の経済活性に尽力します。
その中で県内異業種・機関と連携により新規の事業開発を模索し経済活性に尽力します。
事業経過を見てこれからの地元創業者への模範になる事に尽力いたします。
もしも、私たちがこの趣旨に反した行動を取るならば、私達の存在意義は無く事業は即刻解体いたします。
彩の国・傍楽(はたらく)創造企業株式会社ひびき
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DNA鑑定の話からはじまって、話は思わぬ方向に進んできていますが、ひびきの姿勢を語る上で特筆すべき内容だと思い、「事業理念」を全文を掲載させていただきました。
川越駅東口から程近い黒豚劇場川越入り口店
やきとりチェーンの展開からはじまり、今年2007年は日疋社長が代表を務める川越style倶楽部のコラボレーションから生まれた「黒豚劇場川越入り口店」を開店し、在ニューヨーク日本国総領事公邸において、民間団体としては初めてのイベント「小江戸川越と歌麿の世界inニューヨーク」を開催するなど大きな事業を成功させ、今後さらに他の分野にも進出しようとしているひびき。
愚直にやるべきことをやる、という姿勢はこれからもきっと変わらないことでしょう。
最後に商品開発本部製造部の久保晋介チーフから動画メッセージが届いていますので、ご覧下さい。
-7度(!)の保管室の中から久保チーフのメッセージをお届けします。