多くの皆様にご購入いただいているひびきのやきとりは、産地や取引業者さんから届いた、新鮮な肉や葱などの野菜を使い、清潔な工場の中で、1本1本人の手で串を打ち作られています。ひびきでは串打ちをする方々を「匠(たくみ)」と呼んでいます。
ひびきのやきとりをつくる匠
ひびきの基準を満たした十分なボリュームと美しい形状を兼ね備えた焼き鳥だけがお店に出荷されていきます。ある匠に伺うと、焼き上がりをイメージして刺すことがポイントだそうで、焼くと肉の身がしまるため、その点を考えていないと、形がよくなくなったり、焼いたときに火がうまくと通らなかったりするそうです。ですから、匠はお客様が食べてがっかりするような商品にならないよう、丁寧に刺すことはもちろん、実際に焼いてみるなどのテストも適宜行っています。匠同士は、情報交換が得意なので、教え合い、補いあうことで、匠のやきとりが刺せるようになっていくそうです。
必ず秤に載せて重さを確認します
匠の中でも周りからの信頼が厚い庄下さんに匠の技を見せていただくようお願いして、動画に収めましたので、ご覧下さい。ひびきの焼き鳥ラインナップの中では、ひときわ色鮮やかでプロヴァンス版焼き鳥ともいえる、『若鶏のグリル プロヴァンス風』を刺していただきました(ハーブが効いた『若鶏のグリル プロヴァンス風』はワインにピッタリ。赤でも白でも美味しくいただけます。シャンパンやスプマンテももちろん合います。ぜひお試し下さい。)。
庄下さんと鈴木シニアマネージャーの解説でお聞き下さい
庄下さん、簡単に刺していますね。でも、本当はこのようにバランスのよい串を刺すのは難しく、特に『若鶏のグリル プロヴァンス風』は、鶏肉、たまねぎ、パプリカと、三種類の素材を刺すので、気を抜くとバランスがバラバラになってしまいます。さすが、庄下さん!
私も庄下さんのご指導のもと、『特選かしら』を刺してみることになりました。この『特選かしら』は、「本場東松山名物やきトン」を標榜するひびきのやきとり最高峰の素材。こんな素晴しいカシラ肉をさせるなんて本当に光栄です!よろしくお願いします。
まず、素材の肉や長葱を切り揃えるところから始まります。カシラ肉には小さな骨があることがあるので、よく見て、触って、あった場合はしっかり取り除きます。そして、おおむね一定の大きさになるよう、包丁を入れていきます。形によっては、小さいところも残りますが、重量を調整するときに使用するので、もちろん取っておきます。また、長葱は一定の長さで切り、青い部分と白い部分に分けておきます。
自分で打った『特選かしら』をかかげるナビゲーター・菊池
肉や長葱を切り揃えたら、刺していきます。カシラ肉、青い葱、カシラ肉、白い葱、カシラ肉の順に刺していき、決められた重量ときれいな形になるようにします。必ず秤に載せて重さを確認。基準値内になるように調整して、1本の串が出来上がり。喜びもつかの間、素人は油断するとバラバラな形の串になってしまいます。何本かバランスが悪くなってしまったものがありましたが、決められた本数をクリアして無事終了!庄下さんに「初めてにしては良いわね」とお褒めの言葉をいただきました。この言葉でひと安心!ありがとうございました。
トレーサビリティ対応の専用シート
匠はこの刺しの工程を集中して続けていきます。黙々と串を打っていく姿は、匠と呼ぶにふさわしい緊張感に溢れ、こうしてやきとりが出来ていくことに感動を覚えました。そして、自分が打った串を指定のカゴに入れるときには、商品名と本数、日付、担当者、肉産地が書かれた紙を添え、トレーサビリティに対応できるようにしてから冷蔵庫に入れます。ここまで手間をかけ、気持ちを込めて、やきとりを刺しているとは正直思っていなかったので、大きな驚きとともに、お客様に良い商品を届けたいと取り組む匠の心意気に胸を打たれました。
たかが、やきとりと思うなかれ。1本1本人の手で串打ちされたやきとりは、きっと今までと違う味わいが実感出来るはずです。まだ匠の味を未体験の方はぜひお近くの「ひびき」や「ぼたん」などでお買い求め下さい。やきとりひびき通信販売サイトでもご購入いただけますので、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
匠の皆さんで記念写真 取材協力ありがとうございました
ところで、私が刺した『特選かしら』ですが、鈴木シニアマネージャーとセントラルキッチンにいた明石シェフが焼いてくれて、お土産に数本いただいてしまいました。帰りの途中、我慢が出来なくて車の中で『特選かしら』を口に入れると、肉の旨みがじわっと出てきて、「こんなやきトンはいままで食べたことがない!」というほどの味でした!自画自賛は好きではないのですが、今回だけはお許し下さい。
次回は、ついに埼玉県深谷市まで伺い、彩の国黒豚や彩の国黒豚倶楽部の方々に会ってきましたので、そのお話を掲載します。ぜひお楽しみに!